お知らせ

早苗久美子写真展「étude」開催のお知らせ(林和美写真画廊)

早苗久美子写真展「etude」

2020年11月20日(金)〜11月22日(日)に、3日間だけの個展を開催。新しく制作した作品集『étude』に収録した写真を中心に、2020年5月に撮影した写真を展示します。また、会場にて作品集『étude』も販売します。3日間という短い期間での展示となりますが、どうぞよろしくお願いします。

早苗久美子写真展「étude」 
2020年11月20日(金)〜11月22日(日) 13時〜19時(※最終日は16時まで)
会場:林和美写真画廊 〒107-0062 東京都港区南青山3-8-5 M385Bldeg.#15 

新型コロナウイルスの世界的流行により、日常が急に不確実なものになった。緊急事態宣言の発令により、ほとんど自宅にこもって過ごす日々。テレビやWEBニュースで目にする感染者数の数字やグラフ、医療現場の緊迫した映像に不安は増していくばかりだった。

「日常が失われた」

そんな感覚をもったが、同時に危うさも覚えた。ニュースで得られる情報だけが、私の世界を作り上げていってしまう。

そんな、2020年5月。私は、自分の生きている日常を自分の目でしっかり見つめなければと思い、自分の暮らしているエリアをカメラを手に歩くようになった。今を見よう、自分が見て感じたことを信じよう、そう考えて。

私はこの日々を覚えておきたいと思う。
いつだって、誰もが自分の日常を生き続けているということを。

*étude(エチュード):練習曲、下絵、習作、即興劇

 

ホトリ 夏の本場週間 にて作品集を展示・販売します

「ホトリ夏の本場週間」開催のお知らせです。

「本場」は、zine(リトルプレス・小冊子)や写真集、イラストブック、アートブックなどを公開・発表・展示・販売できる、写真企画室ホトリさんが主催するプロジェクト。(本場の公式サイト>>>) その本場プロジェクトに参加している会員の壁面作品展示とzine・写真集の展示即売会が、2020年8月22日(土)~8月30日(日)の会期にて開催されます。

このイベントにて、作品集2冊を出品します。

ホトリ 夏の本場週間 8/22(土)~30(日)

Andy’s Photo Journey / 市ノ川 倫子 / 伊藤 有子 / UYUTO / 小野﨑 由美子 / 金子 美香 / 早苗 久美子 / tomohan / 細田 葉子 / masa* / Mayumi Nakamura / moritani kazusuke / saorin

◆会期:2020年8月22日(土)~8月30日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
http://fotori.net

2020年8月開催予定の写真展中止のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、2020年8月に開催予定で準備を進めていた写真家4名による合同写真展は、一旦、開催が中止されることとなりました。

そろそろ詳細をご案内できると考えていた矢先の中止のご連絡となり、大変残念です。

時期を改めての開催を目指し、引き続き作品制作をつづけていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

ハッセルブラッド写真展「MY HASSELBLAD」に出展します。<トークイベントあり>

南青山・写真専門ギャラリーNADARと、原宿・ハッセルブラッドストアでコラボ開催されるハッセルブラッド写真展「MY HASSELBLAD」に出展します。

ハッセルブラッド写真展「MY HASSELBLAD」 

<ナダール会場>
2019年10月16日(水)~27日(日)12時~19時 月曜・火曜休
東京都港区南青山3-8-5 M385Bldg#11(Nadar同ビル内)

<ハッセルブラッドストア会場>
2019年10月15日(火)~26日(土)11時~18時 日曜・月曜休
東京都渋谷区神宮前1-10-32 原宿DUETビル1F

【トークイベントに登壇します】
10月26日(土)には、原宿にあるハッセルブラッドストア東京にて「My Hasselblad フィルムとスキャンの世界」と題した、来場者参加型セミナーが開催されます。作家・柊サナカさんとのトークイベントにナビゲーターとして登壇予定です。

・日時:10月26日(土)10時30分〜
・場所:ハッセルブラッドストア東京(原宿)

ハッセルブラッドのフィルムカメラ、そして高精細なフィルムスキャンを実現するドラムスキャナーFlextightについてなどを、『谷中レトロカメラ店の謎日和』の著者でご自身もフィルムカメラ愛好家の柊サナカさんをゲストにお迎えして、参加者を交えたフィルムトークセッションも開催いたします。また、ハッセルブラッドリペア専任スタッフによるフィルムカメラの操作方法や、より長く愛用頂くためのワンポイントアドバイスなども。

>>イベントのお申し込みはこちら
https://peatix.com/event/1340389/view

 

写真展「森を抱く」(フォトカノン戸越銀座店)

戸越銀座にある写真店 フォトカノンさんで、個展を開催します。

「森を抱く」

強い雨や焼けつくような日射しに豊かな葉を差し掛け、大地を肥やし、水を湛え、
優しくも厳しくもあろうとせず、生命を育み終末を受け入れる。

いつの頃からか、私は森に憧れ、森を求め、森になりたいとさえ思うようになった。
それは、30代半ばを過ぎた私自身の、“生命を内包する何か”への憧れでもあった。

同世代の友人の多くが母になっていく中、
私自身はどこか取り残されたような気持ちを感じるようになっていた。
同じ頃、病を患い闘病する友人も相次いだ。
当たり前だけれど、誰も自分の命を諦めたりなどしなかった。
一方、私は、自分自身が命に対して何の役割を担っているのかわからず、
そのことに後ろめたさを感じていた。

命を生むこと、育むこと、そして失われること。
豊かな森を望みながら、見知らぬ森を抱いて、私は今もここに生きている。

早苗久美子写真展「森を抱く」 
2017年4月14日(金)〜4月26日(水)
 ※定休日:4月20日(木)
 フォトカノン戸越銀座店 〒142-0041 東京都品川区戸越2-1-3 TEL:03-5498-1641 
OPEN:10:00~20:00(木曜定休) http://www.photokanon.com/

早苗久美子写真展 「モヤチッチ」(林和美写真画廊)

2016年秋に、岡山県倉敷市にて開催された「倉敷フォトミュラルf」にて、写真評論家・飯沢耕太郎氏の選出により展示の機会をいただいた作品「モヤチッチ」を展示いたします。

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タイトルの「モヤチッチ」は造語です。何事にも確証がなくはっきりしない様子、形容しがたい苛立ちと不安を抱えてモヤモヤしている様を表します。この言葉は、そのような状態に耐えきれなくなったわたしの口から突然発せられたのです。「あぁ~、もぅ、モヤチッチだなぁ」と。

 今、世の中にはポジティブな情報が溢れています。ベストセラー入りする自己啓発本、SNSで繰り返しシェアされる感動話、友人・知人が投稿する充実した暮らしぶり。目標をみつけ、向上心をもって自分だけの唯一の道を邁進する。わたしもそんな生き方を望みましたが、ふと気がついたら、一体何に向かって進んでいるのかわからなくなっていました。自分は何がしたいのか、どう生きたいのか、はっきり見えなくなった途端、景色が変わりました。霧がかかったように曖昧なのに、明滅するようにサインを発しています。「進め」「止まれ」「ススメ」「トマレ」…。わたしは何の確証もないままに、そのサインの前に立ち、シャッターを切りました。

 真剣に悩んでいるようには到底思えない「モヤチッチ」という言葉の響きが、得体の知れない苛立ちに覆われていた自分の中に、ストンと落ちていきました。モヤチッチなら、それを恐れなくてもよいはずだと思えるのです。

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早苗久美子写真展 「モヤチッチ」(倉敷フォトミュラルf 2016 選出作品)
2017年2月3日(金)〜12日(日)※月〜木は休廊
12時00分〜19時00分(最終日は〜16時00分)
林和美写真画廊(〒107-0062 東京都港区南青山3-8-5 M385Bldg.#15)

倉敷フォトミュラルf 個展部門に出展します

「倉敷フォトミュラルf 個展部門」に選出され、倉敷アイビースクエアにて展示させていただくことになりました。

ここ数年の作品をまとめた「モヤチッチ」というタイトルの作品、二十数点を展示・販売します。お近くにお越しの機会がございましたら、ぜひお立ち寄りください。

倉敷フォトミュラルf 2016
2016年10月29日(土)〜11月13日(日)
9時00分〜17時00分(最終日は〜16時00分)
倉敷アイビースクエア学館(〒710-0054 岡山県倉敷市本町7−2)
http://arsk.jp/photomural/koten.html

【監修】日本生命情報誌「みらいら」6月号

日本生命情報誌『みらいら』2016年6月号の巻頭特集ページ「写真の教室」を監修させていただきました。風景・人物・花・食べ物・雑貨などを撮影する時のちょっとしたコツをお伝えしています。

『みらいら』は日本生命の保険営業さんの販促ツール冊子です。何かの機会に見かけることがありましたら、ぜひご覧ください。

「PHOTO! FUN! ZINE! vol.4 in CP+2016」に出展します。

 

写真とZINEのイベント「PHOTO! FUN! ZINE! vol.4 in CP+2016」に参加します。

*ZINE(ジン)とは?
有志の人々が制作する、少部数で非商業的な(利益重視ではない)出版物のこと。

vol.1から毎回参加してきたPHOTO! FUN! ZINE! ですが、今回は、毎年横浜で開催されているカメラと写真の祭典「CP+」のイベントスペースでの開催となり、今までより規模の大きなイベントになるようです。沢山の方が参加されますので、様々なZINEを見ることができます。

私は【カテゴリー1:写真展示+ZINE販売】での出展(No.1-19)です。このイベントに向けて新しく制作したZINEも販売します。写真の展示もありますので、ぜひご覧ください。ZINEを気に入っていただけましたら、ご購入もぜひ。手にしてくださった方に連れて帰っていただき、長く手元で楽しんでいただけたら、こんなに幸せなことはありません。

入場料(1500円)がかかりますが、事前登録するだけで無料で入場できるようになります。登録していただければ「PHOTO! FUN! ZINE!」が開催される大さん橋ホールだけでなく、パシフィコ横浜の本会場にも無料で入場できます。ご来場お待ちしております。

「PHOTO! FUN! ZINE! vol.4 in CP+2016」

会期:2016年2月25日(木)〜28日(日)
4日間 10:00〜18:00(最終日のみ〜17:00)
会場:横浜・大さん橋ホール
(CP+2016 PHOTO HARBOUR会場内)
〒231-0002 横浜市中区海岸通1-1-4 大さん橋ホール

※本イベントはカメラと写真映像のワールドプレミアショCP+2016による企画の新イベントスペース内で開催されます。参加型写真展「御苗場」との同時開催となります。

CP+2016からの巡回シャトルバスをご利用いただけます。

みなとみらい線「日本大通り駅」下車徒歩約7分(3番出口)
横浜市営地下鉄/JR「関内駅」下車徒歩約15分
市営バス「日本大通り駅県庁前」下車徒歩約5分
市営バス「大さん橋」下車徒歩約3分
横浜観光スポット周遊バスあかいくつ「大さん橋国際客船ターミナル」下車徒歩0分
首都高速横羽線 横浜公園ランプから約3分
首都高速湾岸線 新山下ランプから約10分

なお、駐車場はございませんので、お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用下さい。

入場料
1,500円(税込) (ただしCP+ウェブ事前登録で無料)
小学生以下の方、障害者手帳を持参の方は無料

【書籍】『フィルムカメラの楽しみ方』

2016年1月30日発売の『フィルムカメラの楽しみ方』(マイナビ出版)で、「35mmフィルムカメラを知る」の章をナダールが担当しており、わたしが書かせていただきました。

この本では、フィルムの基本、カメラの知識、撮影方法、暗室のこと、写真屋さんでのオーダーの仕方など、幅広く紹介しています。フィルムカメラを愛用している写真家の作品もたくさん載っています。わたしが担当した35mmフィルムカメラの章では、解説で使用した写真も全てフィルムで撮影したものを使用しています。

フィルムカメラをこれから始めてみたい方の入門書としてはもちろん、既にフィルムカメラを楽しんでいる方にも興味をもっていただけるような一冊になっています。

ぜひご覧ください。