今日、1枚目に撮ったのは、ベランダの光景。
2020.5.10 【今を撮る】2020年5月10日
2020.5.9 【今を撮る】2020年5月9日
2020.5.8 【今を撮る】2020年5月8日
2020.5.7 【今を撮る】2020年5月7日
昨日とはうって変わって、良いお天気。
近所を思うままに歩き回ってみると、
通ったことのない道がたくさんあることに気づく。
住宅街の小さな路地の奥、
行き止まりのフェンスの向こう側に
たった一輪のバラの花が咲いていた。
慎ましい秘密の花園。
2020.5.6 【今を撮る】2020年5月6日
2020.5.5 【今を撮る】2020年5月5日
2020.5.4 【今を撮る】2020年5月4日
2020.5.3 【今を撮る】2020年5月3日
2020.5.3 羽のないズマールで、今を撮る。
全てが、かつてないほど不確実になってきている今、
目の前のこの景色は本当に確かなものなんだろうか。
それすら危うげに見えてくる。
約束されているかのように見えていた日常は、
今ではまるで泡のように頼りなく思える。
それでも、その掴みどころのない輪郭に手を伸ばし、
何かを確かめたいと望む。
だから、写真を撮ろうとするのかもしれない。
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今を、撮ってみようと思う。
ちょうど、今を撮るのに使いたいレンズが手元にある。
羽のないズマール。
縁あって私の手元にやってきた絞り羽根の欠落したレンズ。
完全開放でしか撮影できず、昔のレンズのため、曇りも傷も盛大にある。
そのせいで、ぼんやりと紗がかかったような写りになってしまう。
とてもクセの強いレンズ。
今を撮ってみようかと考えた時、このレンズのことを思い出した。
この不確実さ、目の前の景色への確信のもてなさが、
羽のないズマールが映し出す光景にオーバーラップする。
目を見開いてもはっきりとは捉えられない景色。
それこそが、今なのではないか、と。
ということで、しばらく羽のないズマールを相棒に、
今を撮ってみることにしようと思う。
2020.4.15 2020年8月開催予定の写真展中止のお知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、2020年8月に開催予定で準備を進めていた写真家4名による合同写真展は、一旦、開催が中止されることとなりました。
そろそろ詳細をご案内できると考えていた矢先の中止のご連絡となり、大変残念です。
時期を改めての開催を目指し、引き続き作品制作をつづけていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。