風が抜けていく

風が抜けていく
微笑まれた気がした

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頑張るってどういうことだろう。ふとそんな風に思ったことがあります。歯を食いしばって一生懸命やる。朝から晩まで寝食を忘れる位に没頭して取り組む。なりふり構わず猛進する。確かにそれも頑張っている姿のひとつだと思うけれど、自分のなりたい姿とはどこか違うような…。

頑張りたいことがあって、やるべきことも沢山あるけれど、それをこなそうと一生懸命になろうとしているうちに、何だか視野が狭くなっているような気がしてドキッとすることがあります。私の場合、そういう時は顔も険しくなっていたり、ちょっとしたことに苛々してしまったり、必要以上に理屈っぽくなっていたり、頑固になっていたり。私の在りたい姿ってこんなだっけ…なんて、少し空しい気持ちになることも。

頑張るというと、とにかく集中して進めなければと気を張ってしまうのですが、最近はそういうやり方だけが「頑張る」ではないなと思っています。頑張り方は千差万別。きっと、人の数だけやり方があるものです。当たり前のことなのですが、いつも気楽そうでとても頑張っているようには見えない人が、本当に頑張っていないとは限らないわけです。自分の頑張り方と違う頑張り方があることを忘れないようにしたいと思います。どんなことも、表面だけを見てわかったつもりになってはいけないのだと。

自分の頑張り方が見つけられたら、他の誰かと比べて焦ったり、なんとなく頑張りが足りていない気がして自分を責めたりしないでいられるのではないかなと思います。

楽しく笑ってしなやかに。
まずは、ひとつ、深呼吸から。